これは戦争そのもの・・・ギリシャ・ヒオス島の「ロケット花火祭り」

これは戦争そのもの・・・ギリシャ・ヒオス島の「ロケット花火祭り」

ギリシャのヒオス島で毎年開催されているロケット花火祭りは、世界で最も危険なお祭りだと言われています。ここでは戦争をしているのではないかと思うほど過激な、ロケット花火祭りについて説明します。

普段はどんなところ?ギリシャのヒオス島について

普段はエメラルドグリーンの美しいエーゲ海に、ネア・モニ修道院などの歴史的建造物や、美しい自然が多く残る観光地です。そしてピルギの装飾という独特の装飾を施したアジアン調の建物が大変美しく、多くの観光客が訪れる場所でもあります。またヒオス島でしか採取できないマスティハは、世界的に需要のある特産品で、エーゲ海の広がる温暖な気候で育ち、殺菌効果が高くピロリ菌にも効果があると言われている自然食品です。

まるで戦争!世界で最も危険なロケット花火祭りについて

1晩に65,000発ものロケット花火を発射し、2つの村がお互いに打ち合うためまるで戦争をしているような光景を目にすることができます。ロケット花火をただお互いに打ち合っているだけではなく、お互いにロケット花火を打ち合うことでイースターを祝っているのです。
イースターとは、イエス・キリストが十字架に磔になった3日後に、復活したことを祝う行事のことで、宗教上とても大切な行事といえます。そしてその前夜に行われるお祭りが、ロケット花火祭りなのです。なぜロケット花火を打ち合うお祭りをすることになったかというと、イースターを教会同士で、どれだけ盛大にお祝いするかという戦争が元とされており、お互いが大砲を使用してまでの戦争に発展してしまったため、大砲のかわりにロケット花火を使用したことが、ロケット花火祭りの始まりだと言われています。

本当は禁止されている!?

このロケット花火祭りの日は、自分で強力なロケット花火を作っている人もいるそうです。実際にはこのように、火薬を使用するロケット花火を個人で作るということは禁止されています。しかし恒例行事となっているため、この日だけは見逃されているそうです。

戦いの前は教会に向けてしっかり準備!

明るいうちにロケット花火の照準を教会に合わせます。その数は双方で65,000発もあり、実際にこれだけの数のロケット花火が飛び交います。戦いの火花は準備の段階ですでに切られており、陣営に備えられたスピーカーで、自分たちのロケット花火を自慢しあっています。

けが人が出るのは当たり前!?室内観戦がおすすめ

1晩で65,000発ものロケット花火を発射するため、とても危険です。毎年必ず、けが人がでると言われています。ですから安全にロケット花火祭りを楽しんでいただくために、室内での観戦をおすすめします。また出歩く時は上から火の粉が落ちてきても平気なように、ヘルメットなどを被るようにしましょう。

点火する人は命がけ!?

大型の弓矢のような形をしているロケット花火に、次々と点火をしていきます。火の粉が飛び交う中で点火しなくてはいけないため、点火する人も命がけで行っています。しかしロケット花火を点火しているほとんどの人が、タオルを口に巻く程度の軽装で行っているそうです。

おわりに

1晩で65,000発ものロケット花火が飛び交う光景を想像することが出来ますか?ギリシャのヒオス島では年に1度、65,000発ものロケット花火を発射し、まるで戦争をしているような光景を目にすることができます。普段は火薬を使用するロケット花火を個人で作るということは禁止されているのですが、恒例行事となっているため、この日だけは見逃されているそうです。ロケット花火祭りが行われている最中は、当たり前のように火の粉が飛び交っているため、出歩く時はヘルメットなどを着用し、観戦する時は室内から見るようにしましょう。

参考サイト:Tabimo

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